本年一月の〈のりしろ〉公演に続き、晩秋、北方に動きがある。
三月十一日以後に遍在・併存する「複数の時間」の中で、たとえばカトリーヌ・マラブーの言うところの「可塑性」=形を与える能力/形を受け取る能力、或いは解釈や物語化によっては対抗し得ない/治癒し得ない「傷」、或いは「痕跡」といった問題を考える好機になる、かも知れない・・・。
ダンス・バレエ・リセ 豊島舞踊研究所 第55回記念発表会
ギンリョウのたびだち ―豊島和子追悼公演
10月23日(日)
八戸市公会堂大ホール
入場無料
13〜17時頃
そもそも「ギンリョウ」とは如何なる意味を持つものか。
ダンス・バレエ・リセ芸術監督=モレキュラーシアター演出家の豊島重之のもと、モレキュラーシアターの大久保一恵、田島千征による追悼作品が上演されるほか、及川廣信・根本忍/橋本晋哉による豊島和子追悼特別公演も予定されている。
とすれば、モレキュラーマニアは10月の八戸行きを計画せざるを得まい。
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