シルシめくシルメキをシるために

妄想が暴走したため記事は3B2からまだ先に進んでいないが、あろうことか今週末からBBB展が開催されてしまう。急いで準備をしなければならない。

CANOF 9th Media Art Show 2009 "Blinks of Blots and Blanks"

CANOF 9th Media Art Show 2009 "Blinks of Blots and Blanks"

BBB展で、出品(常設展示)+アーティストトーク 『写真・映画・絵画・ダンス―――そのめくるめく回流』に参加する写真家の露口啓二と、ICANOF/モレキュラーの豊島との「往信」が、『ICANOF図録=露口啓二写真集』の序文として、先行公開されている。これが至極興味深い。

豊島の思考は、凡百の妄想の遥か彼方に交差/交錯しているが、この『露口啓二〈ミズノチズの新たなる射程〉への往信』は、ここ数年の豊島のテクストを読み解くための包絡線として機能するように思う。シルシめくシルメキをシルためにもモレキュラー代表高沢の『シルシめく「シルメキ」』と併せて、BBB展の前に読んでおく必要がある。

これに対して露口の『『二歩と二風のサーガ』への返信』には、露口の作品およびその背景に通底する模索への手がかりがある。残念ながら豊島の『風のソシウス』は未読なれど、それに対する露口のオン/ONに関する論考からは知的刺激(昂奮と言ってもいい)を受ける。

露口が『返信』の中で触れた田本研造知里幸恵加納沖についても、アーティストトーク前に再確認しておきたい(沙流川も含め)。

音無川蜻蛉の滝 photo by mikumano8739

音無川蜻蛉の滝 photo by mikumano8739

特に妄想子にとっては、田本研造が彼の郷里を流れる音無川に因んで(?)音無榕山と名乗るに至った経緯、郷里=紀州牟婁郡神川村に流れる神上川でなく、大斎原(おおゆのはら)=熊野本宮大社を囲む三つの川、即ち熊野川・音無川・岩田川から音無川を選んだ理由が気になっている(またしても豊島—露口の論考からは遠く乖離した無関係な妄想だが)

またアーティストトークには、1986年のモレキュラー始動をプロデュースした舞踊・芸術哲学の及川廣信アフタースコピオ)ほか、八角聡仁などモレキュラーとの関係が浅からぬ面々も参加するので、聞き逃してはなるまい。

もちろん、11月21日〜23日の東京公演が決定した「マウスト mouthed」のプレとなる「BBB-1」(大久保一恵)および「BBB-2」(田島千征)が必見であることは、言を待つまでもない。

いずれにしても、全国のモレキュラーマニアは今週末八戸に。

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